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儲かりそうなルール
結論としては日経平均銘柄225個の内、3ヶ月前からのROCが2番目に低い銘柄を購入し、2ヶ月後に売ると儲かりそうです。
ROCの定義:ROC=当月終値÷Nヶ月前の終値
儲かるルールの探し方
- ルールのアイデアを考える
- 具体的なルールに落とし込む
- 最適パラメータの決定
というステップで行いました。それでは順番に説明します。
ステップ1:ルールのアイデアを考える
早速、友達に聞いてみました。「最近株価が下がっている銘柄を買う」というざっくりした回答を貰いました。理由としては株は下がったら上がるものだから、ということでしたが、意外とシンプルで理に適っていると思い、これを採用することにしました!
ステップ2:具体的なルールに落とし込む
このステップではアイデアをよりシステマティックにします。例えば株価が下がっている銘柄と言っても、一体いくら下がっていればいいのか、最近っていつなのか、いつ売るのか、不明点を解消していきます。
今回は、シンプルに対象銘柄の中でNヶ月前からの下り率がi番目に大きいもの銘柄を購入して、Mヶ月後に売る、とします。下り率はテクニカル指標であるROCを使うことにします。
ここで問題となるのは、パラメータNとM、iの値をいくつにするか、です。
ステップ3:最適パラメータの決定
やり方としては、過去のデータに対して様々なパラメータの組み合わせを試し、最も成績の良い組み合わせを最適パラメータとして決定します。
過去10年間で、毎月のリターンを算出します。
一年ごとに平均リターンと標準偏差、投資効率(平均リターン÷標準偏差)を計算します。この投資効率を成績とします。つまり投資効率が最も高いパラメータが最適パラメータとなります。
Nは3ヶ月と6ヶ月、Mとしては1~6ヶ月後とします。
実際に上のルールを実行すると、N=3、M=2、i=1が最適となりました。そして、最適パラメータによる購入銘柄は下記になります。
日付 |
銘柄 |
リターン |
2019-01 |
4751.T |
31.84% |
2019-02 |
4506.T |
-13.39% |
2019-03 |
4506.T |
-21.32% |
2019-04 |
7013.T |
2.07% |
2019-05 |
4523.T |
-8.02% |
2019-06 |
9503.T |
3.25% |
2019-07 |
7202.T |
0.13% |
2019-08 |
4902.T |
4.63% |
2019-09 |
9064.T |
14.43% |
2019-10 |
4751.T |
- |
2019-11 |
4751.T |
- |
2019-12 |
4755.T |
- |
平均 |
1.51% |
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